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逓増定期保険とは、そもそも何なのか?

逓増定期保険とは契約時の保険金額が、年を経るごとに一定金額まで増加していく保険を指します。

まず、逓増定期保険の特徴として、期間満了の際の満期返戻金はゼロになりますが、なぜか中途解約した際には、先払いした保険料が解約返戻金として戻ってくるという特殊なものです。

この特殊なポイントを上手く使うことで節税が見込めるということです。

この解約返戻金には年毎にパーセンテージの変動があり、ピーク時に解約した際には保険料に対して100%やそれに限りなく近い解約返戻金を受け取る事が出来ます。

この特徴を利用して役員、従業員の退職金に解約返戻金を充当出来るように逓増定期保険を契約します。

さらに、ここで私たち経営者にとってメリットが高いのは、逓増定期保険の保険料は法人が契約者の場合には、損金算入が可能となっていることです。

この仕組みを利用して、決算月に逓増定期保険の保険料を支払う事で、法人税の繰り延べを行う事が出来ます。つまり、法人から見ると税務処理のメリットを大きく受けることができるのです。

しかしながら、この損金算入の割合が従来100%であったものが、2008年の2月末から国税庁の税制改正によって50%に変更になってしまいました。

そのことで、逓増定期保険の節税効果は薄れたかに思われました。(事実、私自身もそう思っていました)

しかし、準備資金の確保と節税とを同時に行う逓増定期保険の意義は未だ大きく、また上記の改正によって新たなワザ(?)も出てきました。そのことによって、逆に改正後の方がメリットが高いと感じる経営者もいるようです。

収益の上がっている経営者や法人にとっては必ず検討しなくてはならない節税策としては、個人的にはこれに勝るものはないと感じています。

これまでは良い意味でも悪い意味でも「逓増定期保険はどれも同じ」だった時代から、国税庁の損金算入額見直しを受けて多様性が増したので、より効果的な逓増定期保険を選ぶ事が重要になります。


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